山寺町(やまでらまち)は福岡県北九州市八幡西区の町。住居表示実施済み。郵便番号は806-0030。
地理
八幡西区の北部東側に位置し、北に熊西、東に筒井町、南に西王子町,東王子町、西に青山と接する。
地域の特徴
町域の西部、一宮神社のある丘陵地を除いて平坦な土地。南縁を東西に山手通りが走る。北九州市立熊西中学校,熊西保育園,聖ヨゼフ幼稚園,筒井市民センターなどがある。
歴史
当地は近世初期には熊手村の本村であったが、黒崎宿の創設に際して本村を宿内に移したため、以後熊手村の枝村となる(田圃志・続風土記・続風土記付録)。大正6年三菱合資による新地買収、昭和9年日本タール工業(現三菱ケミカル)の社宅用地買収が行われ、周辺から開発が始まる。昭和初期から当地付近は西山寺・東山寺と通称され、戦後、両者を合わせて山寺町と通称された。
地名の由来
大字熊手の字、山寺より。昔はここに開蔵庵,景行庵,経竹庵,桂昌院,養釈院など寺院が多くあったことにちなむという。
沿革
- 1959年(昭和34年) - 山寺町新設。
- 1963年(昭和38年)2月1日 - 八幡市、戸畑市、小倉市、若松市、門司市の5市が合併し、北九州市が発足。八幡市山寺町は北九州市八幡区山寺町となる。
- 1963年(昭和38年)4月1日 - 北九州市が政令指定都市に指定され、八幡区、戸畑区、小倉区、若松区、門司区の5区を設置。北九州市八幡区山寺町は北九州市八幡区山寺町となる。
- 1967年(昭和42年)6月1日 - 山寺町の一部が熊西二丁目になり、山寺町に大字熊手の一部が編入、住居表示実施。
- 1974年(昭和49年)4月1日 - 八幡区が八幡西区と八幡東区に分かれ、八幡区山寺町は八幡西区山寺町となる。
町名の変遷
世帯数と人口
2024年(令和6年)3月31日現在(北九州市発表)の世帯数と人口は以下の通りである。
人口の変遷
国勢調査による人口の推移。
世帯数の変遷
国勢調査による世帯数の推移。
学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
交通
バス
域内のバス停と系統は以下のとおりである。
施設
公共施設
- 筒井市民センター
教育施設
- 北九州市立熊西中学校
- 聖ヨゼフ幼稚園
社会福祉施設
- 熊西保育園
寺社
- 一宮神社
公園
- 一ノ宮公園
- 御手洗公園
脚注
注釈
出典
関連項目
- 北九州市の地名



