関西領事団(かんさいりょうじだん、英語: Kansai Consular Corps, KCC)は、日本の関西6府県に常駐する複数国の本務領事(職業外交官)や名誉領事から構成される領事団で、現在は主に総領事、名誉総領事、名誉領事が名を連ねている。この集団の長は、関西領事団長(英語: Dean of the Kansai Consular Corps)と呼ばれる。
関西領事団の歴史は神戸に最初の外国使節団(神戸外国人居留地)が置かれた1868年までさかのぼることが可能で、これは明治天皇と政府が江戸へ下向して日本の首都機能が関西から関東へ移った時期よりも僅かに古い。最初の構成国はアメリカ合衆国、イギリス、フランス帝国、北ドイツ連邦、オランダ、デンマークの6ヶ国であった。1868年に神戸領事団(英語: Consular Corps of Kobe)として発足し、1959年に神戸・大阪領事団(阪神領事団、英語: Consular Corps of Kobe and Osaka)と改称され、1984年に関西領事団となって現在に至っている。
また、昭和初期には神戸領事団と別個に大阪領事団(英語: Consular Corps of Osaka)が並立していた。
構成員
本務領事
名誉領事
本務領事とは異なり名誉領事には日本人も多く、鴻池一季在大阪タンザニア名誉領事が関西領事団副団長を務めている。
歴代の領事団長
神戸領事団長(1868年~1945年/1952年~1959年)
大阪領事団長(1932年~1945年)
神戸・大阪領事団長(阪神領事団長、1959年~1984年)
関西領事団長(1984年~)
最後の総領事・領事
出典
関連項目
- 領事団
- 外交団
- 神戸外国人居留地
- 在大阪総領事館
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 関西領事団 (@KansaiConsuls) - X(旧Twitter)
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