鹿又(かのまた)は、宮城県石巻市にある大字であり、旧桃生郡鹿又村、旧桃生郡河南町鹿又。郵便番号は986-1111。
地理
石巻市の中央部に位置しており、域内は国道45号、JR石巻線が走っている。鹿又駅を中心に栄えており、様々な施設が密集している。北部・東部は旧北上川がながれており、南部は石巻市市街地(蛇田など)に接し、東部は田園風景が広がっている。
地価
2020年(令和2年)時点での鹿又字での地価は13,000円/m2(42,000円/坪)になっている 。
小字
小字は以下の通り。デジタル庁公表の宮城県町字マスターデータセット(2024年8月13日時点)に準拠する。
歴史
古くは河俣・鹿股と呼ばれており、鹿股宿が置かれ、1932年(昭和7年)まで北上川の渡船場であったことから、広淵・和渕・石巻・大森への交通の要所であった。
施設
- 石巻市立鹿又小学校:緊急避難所・避難所
- 宮城県石巻北高等学校:緊急避難所・避難所
- 河鏡山光明寺
- 八雲神社
- 八幡神社
- 鹿又郵便局
- 旧北上川
- 嘉右衛門堀
交通
道路・橋梁
- 三陸沿岸道路
- 国道45号
- 宮城県道191号鹿又広渕線
- 宮城県道257号河南登米線
- 天王橋:国道45号上にある橋梁。
バス
- ミヤコーバス河北線
鉄道
域内に以下のような鉄道駅を擁している。
- 石巻線
- 佳景山駅 - 鹿又駅 - 曽波神駅
小・中学校の学区
小・中学校の学区は以下の通りとなる。
人口
2020年(令和2年)12月末時点での人口は以下の通りである。
東日本大震災
鹿又での東日本大震災の震度は概ね6弱で、域内の犠牲者は6人で曽波神駅付近など南部が0~0.5m浸水した。
また、域内の世代・男女別の犠牲者・死亡率は以下の通りである。
関連項目
- 石巻市
- 鹿又村
参考文献
- 角川日本地名大辞典編纂委員会 『角川日本地名大辞典 4 宮城県』 角川書店、1979年。
- 有限会社 平凡社地方資料センター 『日本歴史地名大系第四巻 宮城県の地名』 平凡社、1987年。
脚注




