『Symphonic Buck-Tick in Berlin』(シンフォニック・バクチク・イン・ベルリン)は、日本のロックバンドであるBUCK-TICKの楽曲を収録したカバー・アルバム。
1990年7月21日にビクター音楽産業のInvitationレーベルからリリースされた。メンバーである今井寿が選曲した楽曲にオーケストラアレンジを施し、ドイツのベルリン室内管弦楽団によって演奏されている。また、本作はBUCK-TICKの各楽曲にインスパイアされて各編曲者が自由にイメージしてアレンジを行っているため、必ずしもオリジナル曲のメロディーと一致しない部分が存在する。
ベルリン室内管弦楽団の演奏だけでなく、演奏者として高瀬アキやチャーリー・マリアーノ、ミロスラフ・ヴィトウスなど、また編曲者として上野耕路や山本健司、千住明などの著名なミュージシャンが参加している。オリコンチャートでは最高位34位となった。
収録曲
全作曲: 今井寿。
スタッフ・クレジット
参加ミュージシャン
- バリー・ロス - 指揮者
- 高瀬アキ - ピアノ
- チャーリー・マリアーノ - アルト・サクソフォーン
- アラン・ヴィトウス - パーカッション
- ミロスラフ・ヴィトウス - コントラバス
- エドウィン・サドウスキー - アコースティック・ギター
- クラウス・ベドノルツ - コンサートマスター
- ギュンター・メルデ - 2ndヴァイオリン
- ベルンハルト・ハーティング - ソロ・ヴィオラ
- ロルフ・ベッカー - ソロ・チェロ
- マティアス・ククック - コントラバス
- ゲルハルト・グライフ - ソロ・トランペット
- ゲラルド・マイヤー - ソロ・トロンボーン
- ニーコラウス・ワルヒ - ソロ・ホルン
- ステファン・フォイリヒ - マリンバ(4曲目のみ)
- ギュンター・グエルシュ - チェンバロ
スタッフ
- ケニー稲岡(稲岡邦弥) - プロデュース
- 徳光英和(ビクターインビテーション) - プロデュース
- 小野誠彦 - レコーディング・エンジニア
- SHARON - アシスタント
- ユニコム東京 - プロダクション・コーディネーション
- シェリー“ファントム”バートラム - コントラクター
- BUCK-TICK - サンクス
- 田中淳一 - サンクス
- トーマス・ストウサンド - サンクス
- イーノ・フォン・ハッセルト - サンクス
- アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ - サンクス
- 小野好恵 - サンクス
- ピーター・ヴィトウス - サンクス
- アーニャ - サンクス
- TAZHIJANA - サンクス
- MACK - サンクス
- KAOL - サンクス
- HIBIKI & OKI - サンクス
- IZUMI - サンクス
- MAO - サンクス
- 樋口和光 - エグゼクティブ・プロデューサー
- サカグチケン - アート・ディレクション、デザイン
- やまもとけいこ - デザイン
- 藤波理恵子 - アーティスト
- 石田東 - アート・コーディネーター
- 祖師雄一郎 - アート・コーディネーター
リリース履歴
脚注
参考文献
- ベルリン管弦楽団『Symphonic Buck-Tick in Berlin』(CDライナーノーツ)BUCK-TICK、ビクター音楽産業、1990年。VICL-45。
- 『BUCK-TICK ~since 1985-2011~ 史上最強のROCK BAND』アイビーコーポレーション、2011年3月26日、28頁。ISBN 9784864251273。
外部リンク
- Buck-Tick – Symphonic Buck-Tick In Berlin - Discogs




